こんばんは! あまやどり代表の
永瀬なみ( @NagaseNami_08)です。
今日は、私が以前に書いたブログ記事をご紹介します。(別サイトに掲載していた記事に少し修正・加筆を加え、移転しました)
今回のテーマは、“フリーランスに仲間が必要な理由”です。
数年前、とある人から聞いた話にめちゃくちゃ納得した私。せっかく良い話を聞いたので、その時のお話を皆さんにもお伝えすることにしました。
フリーランス特有の孤独を解消したい人や、ネットで仕事を検索することが多い人は、ぜひ参考にしてみてください。
本物の情報は「人から人へ」しか伝わらない
フリーランスがいくらネットで情報を収集しても、本物の情報や本当に知りたい情報は「リアルな付き合いがある人」から「リアルな付き合いがある人」にしか伝わりません。
これこそ、フリーランスに仲間が必要だと感じる最大の理由です。
数年前に私がお話ししたある人(仮にTさんとしましょう)は、「人の本心、つまり心の奥にある本当の部分って、ネットには載ってないよね。どこにあると思う?」と私に問いました。
実際のところ、例えば
「あのクライアントは地雷」
「あのライターはバックレる」
などの話題って、ネットには載っていませんよね。
見つけられるとすれば、クラウドソーシングの評価システムくらいではないでしょうか。
ですが実際は100人いたら100人がホワイトというワケではないですし、中には地雷クライアントと呼ばれるクライアントや納期ギリギリになってバックレるライターもいます。
また地元ならではの情報については、同じエリアに住んでいるからこそ回ってくるケースもあるでしょう。私がTさんと知り合えたのも、同じ大阪に住むクリエイターさんからの紹介がきっかけでした。
フリーランスにとっては、こういった情報こそ本当に価値がある・本当に知りたい情報だと思います。
Tさんいわく、昔は業者さん同士が同じ地域で仕事をしていたため、仕事の合間にお茶をしながらいろんな情報交換をしていたそうです。
それが今の時代はネット社会。顔を見ることもなければ電話をすることもなく、メールだけで仕事を始めるケースが増えました。
そこで起こるのが、相手を見誤ることによるトラブルです。
具体的には
- こういう人だと思ったのに違った
- 能力があると思ったのに、そうでもなかった
- お金を取りっぱぐれた
などですね。
今のところ私はまだ未経験ですが、やっぱり怖いなと思います。特に支払い関連のトラブルは怖いです。
もし私がこんなトラブルに関する情報を得たら、やっぱり仲の良いライターさんや編集者さんには教えてあげようと思います。
ですがネットで仲良くしてくださる人たちに教えられる方法って、実際には限られていますよね。まさかTwitterで相手の実名を流すワケにもいきません。
そうなると「今度あの人と話すことがあったら教えてあげよう」という結論に至ります。つまり、リアルな付き合いがある人にしか私の得た情報は回せないということです。
もちろんネット上でのお付き合いは楽しいですし、有益な情報を教えてもらえることも時にはあります。
ですが本当にフリーランスが必要とする情報は、やっぱりネット上には転がっていないんじゃないかなと、そう思うワケです。
仲間ができれば孤独を解消できる
フリーランスが仲間をつくることには、本物の情報を得ること以外にもメリットがあります。
それは、フリーランス特有の孤独を解消できることです。
フリーランスは1人で作業をする機会が多く、どうしても孤独になりがち。だからこそ、フリーランスには仲間が必要です。
仕事を紹介し合うとかそんなんじゃなく、ただ励まし合ったり、たまには愚痴をこぼし合ったりできる仲間。もしそんな存在が1人でもいれば、孤独を感じる回数はグッと減るハズです。
お金が絡まない相手=大切にすべき仲間
私のいう“仲間”とは、“仕事仲間”のことではありません。
一緒に仕事をする仲間も、もちろん大切です。ですがお金が絡む関係というのは、いくら仲良くなってもいつかは縁が切れるもの。
例えばクライアントさんとの付き合いって、そうですよね。どんなに仲良く接していても、やはり仕事が途切れると関係も途切れます。
仕事がきっかけで集まった仲間も、似たような状況になるケースが多いのではないでしょうか。
もちろん、中には仕事がきっかけで知り合った人と仲良くなるケースもあるでしょう。ただ残念ながら「仲良くしていないと仕事がしづらいから」と仲の良いフリをする人も、実際は少なくありません。
そう考えると「仕事をもらえるかも」という気持ちで仲良くなった相手も、同じですよね。純粋な“仲間”ではありません。
付き合っていく中で仕事の話が出ることはあっても、仕事を目的として付き合うのは違います。
TwitterをはじめとするSNS上の付き合いにも、似たところがあるのではないでしょうか。
付き合いの中でお互いに利害が発生しない仲間こそ、フリーランスの大切にすべき仲間だと私は考えます。
欲しいのは「同じ方向を目指す仲間」
ここで私がいう“仲間”とは、“友達”のことでもありません。また“単なる同業者”とも違います。
これらとの違いを一言で説明するのは難しいですが、あえて一言で表現するなら“同じ方向を目指す人”こそフリーランスに必要な“仲間”なのではないでしょうか。
例えば
- フリーランス同士
- ライター同士
- クリエイター同士
などは、一見すると同じ方向を目指しているように見えますよね。
しかし実際は、同じフリーランス同士だからといって同じ方向を目指しているとは限りません。働き方や目標が異なれば、抱える悩みも異なるハズです。
フリーランス仲間を探すときは、ぜひ“同じ方向を目指している人”、つまり“同志と呼べる人”を探してみてほしいと思います。
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